新たに語られる
6つのアナザーストーリーと、
「芳一」との出会い
- 主催/創×プロジェクト実行委員会
- 特別協力/大濠・西公園管理事務所
- 協力/赤間神宮、九州産業大学
おかげさまで全6公演、大好評につき終了しました。
皆さま、ご来場ありがとうございました!
鑑賞料
- チケットぴあPコード:521057 興行コード:2327519
- 当日券/ [昼の部]6,000円
[夜の部] 6,000円 - 前売り券/[昼の部]5,000円
[夜の部] 5,000円 - 学生券/[前売り] 1,000円
[当日] 1,000円(当日受付にて学生証をご提示下さい。)中学生、高校生、大学・専門学校生など - 1日通し券/[前売り] 8,000円
[当日] 10,000円 - 鑑賞料には、日本庭園入場料250円が含まれております。小学生無料(但し、日本庭園入場料120円が必要です。)
- 小学生未満のお子様のご来場はお控え下さい。
- 〈お問合せ〉創Xプロジェクト実行委員会 事務局 シップス株式会社
[TEL]092-771-8901(平日10:00~17:00)
ニュース
見どころ
舞台となるのは、福岡を代表する庭園「大濠公園日本庭園」。
季節折々の美しさを讃える数寄屋造りの茶会館が「伝統芸能×イマーシブ演劇」の舞台。
芳一(役者)が語る物語と、琵琶奏者(筑前琵琶)が語る「平家物語」。
書家によって揮毫される「般若心経」、そして空間を圧倒する映像コンテンツ。
メイン舞台である「芳一」のほかに、昼夜それぞれ「3つ」のアナザーストーリーが繰り広げられる。
同時に違う舞台を「回遊する」ことによって、わたしたちは「現」と「幽玄」、或いは「誰とも分からぬ人物」の「心」の狭間を“経験”します。
あなたは、ここで一体何を見、
そして何を感じるのか。
あなたの「五感」を最大限に研ぎ澄まして、
「7」つの物語を体感せよ!
あらすじ
日本の怪談や昔ばなしとして語られる『耳なし芳一』。
アイルランド出身の日本民俗学者兼作家である小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が書いた作品『怪談』にも取り上げられている有名な物語。
盲目の琵琶法師・芳一が、平家の怨霊から逃れるために経文を全身に書き難を逃れようとするが、耳だけ経文を書き忘れられたために耳を千切り取られる、という怪談話で、これは壇ノ浦の近く、阿弥陀寺という寺を舞台に描かれた。
ある夏の蒸し暑い夜、一人寺に残った芳一が琵琶を弾いていると尋ねてくる「声」。
琵琶の名士であった芳一に声をかけたその人物とは、、、。
壇ノ浦の海に沈んだ平家の怨霊の切なさも伝えるこの物語を、博多発の伝統芸能「筑前琵琶」の表現者として第一線で活躍する寺田蝶美による迫力のLIVEと、独創的な「書」のパフォーマンスで活躍する書家悠杏がその「想い」「祈り」を文字に移し、地元で幅広く活躍する役者たちが、芝居、語り、はたまた落語と極上の舞台を作り上げる。
映像演出には、テーマパークを中心にショーイベントのメディア担当としてキャリアを積んだ株式会社ピークスマインドの代表原田浩司がエンターテインメントに「色彩」を足していく。
「イマーシブ演劇」とは?
日本語では「没入型演劇」「体験型演劇」などと訳される新しいエンターテインメントのひとつ。
舞台上ではなく会場全体において同時多発的にストーリーが進んでいく構成となっており、観客は「回遊」することでそれぞれの舞台を体験できる。
物語-1-「幻」
若き美しい侍、式部平内は、茶碗の中で男が自分を飲み込むのを待っている。男は中に式部が居るとは気づかずに飲み込んでしまう。。
これはある「男」と魅惑の「茶碗」との出会いによる摩訶不思議な物語。
物語-2-「虫」
庭の隅から美しい歌が聞こえる。
美しい歌の正体は、小さな虫、草ひばり。幼き日の芳一が体験する、柳の精との不思議な対話の物語。
物語-3-「創」
檀家を回った帰り道、住職は黄昏の向こうに一人の老女の影をみつける。
-かくりょ、かくりょ、とこりよと、生きたものが最後に辿り着くのは永遠に変わらぬ夜の世界-
物語-4-「祭」
とある浜辺の夕刻、老女と子供たちが祭りの準備をしている。と、そこに寺男が通りかかる、、。
これはこの世のことならず、死出の山路の裾野なる賽の河原の物語。
物語-5-「恕」
夜、寺の外にいた寺男に話しかけてくる「声」がある。
その声は、この周辺に現れるという悲しい母親の幽霊の話をし始める。
物語-6-「僧」
鶺鴒(せきれい)は伊邪那岐、伊邪那美の神鳥である。伝説によればこの2柱の神が男女の道を学ばれたのはこの鶺鴒からだと言う。これはまだ神様がこの世界にいらっしゃった時代にある猟師が体験した物語である。
スケジュール
昼の部
14:00/受付
14:30/開演
夜の部
18:00/受付
18:30/開演
アナザーストーリー 6話 演劇
A
[茶会館 西の間]他「幻」「創」「恕」
B
[茶会館 西の間]他「虫」「祭」「僧」
筑前琵琶×書×映像×演劇
C
メインステージ[茶会館 座敷]「耳なし芳一」
16:30/終演
(予定)
20:30/終演
(予定)
〈ご来場に関する注意事項〉
※開場は開演の30分前となります。開演時間直前は入場口の混雑が予想されます。お時間に余裕をもってご来場ください。
※会場ではスタッフの指示及び注意事項に従ってください。
※会場内での飲食はお控えください。
茶会館外観と前庭
茶会館 次の間
茶会館 座敷
アクセス
大濠公園日本庭園
地下鉄 大濠公園駅より徒歩10分
西鉄バス「福岡城・NHK放送センター入口」より徒歩5分
駐車場について
① 0:00~24:00
45分/200円
(最大料金:700円)
② 8:00~20:00
1時間/150円
キャスト
筑前琵琶寺田蝶美
プロフィール
筑前琵琶寺田蝶美
筑前琵琶寺田蝶美
筑前琵琶保存会会主
嶺青流 師範4 歳より祖母内田旭潮の影響で筑前琵琶を始める。
嶺旭蝶師、青山旭子師に師事。青山学院大学文学部卒、NHK邦楽技能者育成会37 期卒。日本琵琶楽協会会員、福岡文化連盟会員、福岡音楽都市協議会 理事、春吉公民館筑前琵琶サークル講師、博多蝶美会主宰
2014年福岡文化連盟青木賞奨励賞受賞。筑前琵琶保存会定期演奏会出演、博多どんたく参加、筑前琵琶教授の他、伝えたい古典文学や歴史、時事を題材に自ら作詞作曲演奏する。演奏曲は古典から現代曲、コラボレーションと幅広く、演奏場所は各種学校、イベント、寺社など多方面にわたる。また筑前琵琶の普及にも努めている。
書家悠杏 -ゆあん-
プロフィール
書家悠杏 -ゆあん-
書家悠杏 -ゆあん-
一般社団法人 日本デザイン書道作家協会正会員
九州産業大学造形短期大学部 デザイン書道講師福岡を中心に多くの店舗のサインや商品名をそのコンセプトに沿った書で描き、高い評価を得ている。自由で独創的な表現でありながらも、常に古典作品に精神性を求める姿勢は、広告的観点による訴求性だけの商業書道とは一線を画している。
また、他ジャンルの作家とのコラボ作品制作や、音楽アーティストや俳優などとの公演活動も展開中。2018 年の日中平和友好条約締結 40 周年記念イベントでは、北京の日本大使館 と北京師範大学にて書のライブパフォーマンス公演を行う。
作・演出
作篠田昌人
プロフィール
作篠田昌人
作篠田昌人
ピロシキマン 役者兼制作( ピロシキマン4 号まっさん)
落語茶屋ソネス 落語家「曾根巣家まさか!」
西南学院大学演劇部から劇団客演やユニット公演等を経て現在に至る。
役者が活躍でき る職場作りを目指して零細企業を経営中。人手合同会社代表社員。
地域ルネッサンス篠田事 務所代表。吉田虚無監督による人形アニメーション作品「縄」にて主演、ナレーションをつとめ、
同作品がADAA アジアデジタルアート大賞/ 福岡県知事賞 受賞( 主演、ナレーション)
RomaFilmAwards ベストプロデューサー賞 受賞( 主演、ナレーション)
演出山口ミチロウ
プロフィール
演出山口ミチロウ
演出山口ミチロウ
1994年より福岡の地元劇団にて演劇活動をはじめる。
1999年3月に劇団ユニットとして「マニアック先生シアター」を結成し2006年5月までに「汽笛の夜」などの作・演出作品を7本上演。
2006年9月に「劇団マニアック先生シアター」として再結成し、作・演出問わず既成脚本作品を含め多数上演。2022年に同劇団を解散し現在はフリーの演出家として活動中。
スタッフ
演出原田浩司
プロフィール
演出原田浩司
(株)ピークスマインド代表取締役原田浩司
明治大学卒業後、テーマパークに入社。数々のショー・イベントを制作。
その後、プロデュース会社に転職。スペースワールド、USJ、ハウステンボスのショーディレクター、演出家として活躍。並行して映像クリエイターとしてのキャリアを積む。パリコレをはじめ数多くのイベントで演出・映像ディレクターとして活躍。
2011年、(株)ピークスマインドを設立し、代表取締役に就任。
テーマパークでの演出経験を活かし、エンターテインメント性の高い結婚式のプロデュースを中心に事業を拡大。2022年一般社団法人文化芸術創造推進協議会を設立。理事に就任。
制作北村義弘
プロフィール
制作北村義弘
シップス株式会社 代表北村義弘
佐賀県鹿島市生まれ。
大学卒業後アパレル勤務を経て、福岡の広告代理店に勤務、多くの顧客のプロモーション活動に携わる。
故岡部定一郎氏との出会いをきっかけに、博多の文化芸能をはじめ日本の伝統芸能の振興に注力する。
1999 年独立。シップス株式会社 代表取締役。
現在では、博多川船乗り込みや福岡藤本会の博多座公演など福博の文化芸能の支援活動のほか、当プロジェクトの運営など幅広い文化活動を行う。
- 音響:ファナ株式会社
- 衣裳協力:九州産業大学芸術学部ソーシャルデザイン学科
- 小道具:稲口マンゾ
- 照明:桑野友里
- 演出助手:山田和音
- 舞台監督:荒巻久登
再生紙 / ランタン作り
8月26日(土)昼の部終了後【無料】
九州産業大学芸術学部ビジュアルデザイン学科 ソーシャルデザイン学科 インターンシップのご協力により、ランタンの制作を行います。
制作いただいたランタンは庭園内に展示いたします。